2024/07/29 10:37
ドライフラワーのお手入れについて
前回は「ドライフラワーは運気を下げる?」かどうかについて考えました。
そして、あくまでもわたし個人のとらえ方ですが、運気を下げるものではないと思うというお話をしました。
ただし、汚れたドライフラワーとなると話は別です。ドライフラワーは長く楽しめるのが魅力だけれど、
だからこそ気付かないうちにホコリがたまっていたり、カビが生えてしまったりということも起こりかねません。
また、お客さまから「ドライフラワーは水拭きしていいの?」という質問をいただいたりもしたので、
今回はドライフラワーのお手入れ方法についてご紹介したいと思います。
◯ときどきホコリを取り除いてあげる。
ドライフラワーはとても繊細なので、布でぬぐうのはNG。
花びらや葉っぱに繊維が引っかかって欠けたり壊れたりしてしまいます。
また、湿度や水分がカビのリスクにつながるので、濡れた布で拭くのは厳禁です。
おすすめは、柔らかい毛のハケ(メイクブラシなど)でそっと撫でてホコリを払い落とすこと。
カメラやレンズのお手入れに使うブロアー(ゴム球でパフパフするやつ)とか、
ヘアドライヤーの冷風をあててホコリを飛ばすのもいいと思います。
風が強いとダメージを与えてしまうので、少し離れたところから柔らかい風をあてるようにしましょう。
部屋の外などでやさしく振り動かしてあげるだけでもいいと思います。
◯汚れにくい場所に飾る。
キッチンの近くや、水回りなどの湿度の高い場所を避けて、風通しのよい場所に飾ると、
きれいな状態を長く保つことができます。
キッチンのまわりは、どうしても油分を含んだ空気が漂いがち。
ドライフラワーに油分が付着するとホコリもつきやすくなります。
また、湿度の高い場所や水滴のかかる場所もカビの発生につながるので避けたほうがいいでしょう。
汚れとは関係がありませんが、色が褪せやすくなるので、日光の当たる場所もおすすめできません。
◯ドライフラワーにも寿命があります。
ドライフラワーは、数ヶ月から1年経つと色が褪せてくるので、それを寿命と考えるのもひとつの目安です。
月日とともに色や姿が変化していくのを魅力と感じるなら、2年でも3年でも飾り続けてよいと思います。
ただ、花や葉がボロボロと割れ落ちるようになって、みすぼらしいと感じるようにになったらさすがに寿命です。
新しいドライフラワーに取り替えると、気分も一新されそうです。
写真: Meg MacDonald(Unsplash)
飾り方のちょっとした工夫や簡単なお手入れで、ぜひ気持ちのいい草花ライフをお過ごしくださいね。