2024/08/21 18:27
暑い季節の草花ぐらし
7月の日本の平均気温は過去最高の記録を更新しました。
8月に入ってからも厳しい暑さが続いていますが、
さらにこの先9月10月も平均気温が平年よりも高いと予想されています。
世界はこのまま、どこまで暑くなっていくのでしょうね。
まだまだ続く過ごしにくい季節。
だからこそ、お部屋に一輪の花でも飾って少しでも快適に暮らしたいものですよね。
でも残念なことに、暑い季節のお花はせっかく買ってもすぐに傷んでしまうので、
飾るのを躊躇してしまう人も多いのではないでしょうか。
写真: James Trenda(Unsplash)
そこで、私たちがご提案したいのが、
草花を買ってほんの数日間だけ花瓶に生けて楽しみ、
そのあとは水から出して吊るして楽しみ、
最後はドライフラワーとして楽しむという方法です。
<生花として楽しむ2日間(長くて3日間)>
買ってきた草花は、花瓶に生ける前に茎の先を1cmほど斜めに切って水に入れてください。
蒸し暑い季節は雑菌が繁殖して水が腐りやすいので、水替えは毎日。
そのときにも茎の先を少し切り戻してあげると、お花の鮮度が長持ちします。
<ドライをめざす1〜2週間>
傷んでから乾かしてもきれいなドライフラワーにはなりません。
元気で美しいうちに水から出して束ね、風通しのよい場所に吊るしましょう。
あとはほったらかしで大丈夫。1週間から2週間かけて、次第にドライになっていく様子も楽しみましょう。
写真: Annie Spratt(Unsplash)
<ドライフラワーとしていつまでも>
すっかり乾いたらドライフラワーのスワッグのできあがり。
いつまでも、好きなだけ飾っておくことができますね。
実は、きれいにドライになる草花とそうでない草花があります。
それについてはまたいつかご紹介することにして、
とりあえずはそんなの気にせず、何でも吊るしてみてはいかがでしょうか?
実際に、ウェディングブーケをそのまま吊るして乾かし、
スワッグとして残している方もいます。
ウェディングブーケにはドライに向かない花も混じっているはずですが、
乾いた後のブーケを素敵だと思えたら、それでいいのではないかと思います。
写真: Annie Spratt(Unsplash)